最終更新:2026年4月
オーストラリアで働きながら暮らしてみたい。そんな夢を叶えてくれるのが「ワーキングホリデービザ(サブクラス417)」です。
定員制限がなく、条件を満たせば誰でも取得できるのが最大の魅力。さらに、ファームワークなどの条件をクリアすれば最長3年間滞在できる延長制度もあり、ワーホリ先として不動の人気No.1を誇ります。
この記事では、2026年最新のオーストラリアワーホリについて、条件・費用・申請手順をステップごとにわかりやすく解説します。
この記事でわかること
現地での生活費・収入の目安
- オーストラリアワーホリビザの基本情報と特徴
- 申請条件と必要書類の詳細
- 申請にかかる費用の内訳
- ImmiAccountでのオンライン申請手順
- セカンド・サードワーホリの取得方法
オーストラリアワーホリビザの基本情報
まずは、オーストラリアワーホリビザの基本情報を押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | Working Holiday Visa(Subclass 417) |
| 滞在期間 | 最長1年(条件を満たせば最長3年まで延長可能) |
| 就労 | 可能(同一雇用主のもとで最長6ヶ月) |
| 就学 | 最長4ヶ月(17週間)まで |
| 年齢制限 | 申請時に18歳以上31歳未満 |
| 発給数 | 上限なし(定員制限なし) |
| 申請方法 | オンライン申請のみ |
| ビザ発給までの期間 | 通常1〜14日 |
イギリスYMSとの大きな違い
オーストラリアワーホリとイギリスYMS(Youth Mobility Scheme)を比較すると、大きな違いがあります。
| 項目 | オーストラリア | イギリスYMS |
|---|---|---|
| 発給数 | 上限なし | 年間6,000人 |
| 選考方法 | 条件を満たせば取得可能 | 先着順 |
| 滞在期間 | 最長3年 | 最長2年 |
| ビザ申請料 | 約70,000円 | 約37万円(IHS含む) |
| 同一雇用主での就労 | 6ヶ月まで | 制限なし |
| 延長 | 条件を満たせば可能 | 不可 |
オーストラリアが向いている人:
- 確実にワーホリビザを取りたい
- 3年間の長期滞在を視野に入れている
- ファームワークなどアウトドアの仕事に興味がある
- 英語圏で働きながら生活したい
イギリスYMSが向いている人:
- ヨーロッパに近い場所で生活したい
- 同じ会社で長く働きたい
- 都市部でのオフィスワークを希望
申請条件
オーストラリアワーホリビザの申請には、以下の条件をすべて満たす必要があります。
年齢条件
- 申請日に18歳以上31歳未満であること
- 30歳のうちに申請すれば、31歳になってからの渡航もOK
ポイント: 30歳の誕生日を迎えたら、なるべく早く申請することをおすすめします。ビザが発給されてから1年以内にオーストラリアに入国すればよいので、渡航時期は31歳以降でも問題ありません。
その他の条件
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 国籍 | 日本国籍を持っていること |
| パスポート | 有効なパスポートを持っていること |
| 申請場所 | 申請日・ビザ発給日ともにオーストラリア国外にいること |
| 過去の渡航歴 | 過去にオーストラリアのワーホリビザ(Subclass 417)で入国したことがないこと |
| 扶養家族 | 扶養する子供が同行しないこと |
| 健康状態 | 健康上の基準を満たしていること |
| 人物審査 | 犯罪歴がないこと |
| 資金 | 十分な資金を持っていること |
必要な資金
ビザ申請時に、以下の資金があることを証明する必要があります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 滞在資金 | 約5,000豪ドル(約50万円) |
| 帰国用航空券 or 購入資金 | 約2,000豪ドル(約20万円) |
| 合計目安 | 約7,000豪ドル(約70万円) |
※1豪ドル=約100円で計算
資金証明の準備方法
資金証明として、銀行の残高証明書を用意します。
残高証明書の取得方法:
- 銀行窓口で「英文の残高証明書」を依頼
- 通貨は豪ドル建てが望ましい(日本円でも可)
- 発行日から1ヶ月以内のものを用意
- PDFまたはJPG形式でスキャン
取得にかかる費用: 500〜1,000円程度(銀行による)
取得にかかる日数: 即日〜1週間程度
実際に必要な資金の目安
ビザ申請上は5,000豪ドルで足りますが、実際の生活を考えると80〜100万円程度あると安心です。
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 航空券(往復) | 10〜20万円 |
| 最初の1〜2ヶ月の生活費 | 30〜50万円 |
| 語学学校(任意) | 15〜40万円 |
| 海外旅行保険(1年) | 15〜25万円 |
| 予備費 | 10〜20万円 |
| 合計 | 80〜155万円 |
申請費用
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ビザ申請料 | 670豪ドル(約70,000円) |
| 健康診断(必要な場合) | 約15,000〜25,000円 |
| 合計目安 | 約85,000〜95,000円 |
※2026年4月時点の情報です。申請料は予告なく変更される場合があります。
支払い方法
ビザ申請料はクレジットカード決済のみ対応しています。
使用可能なクレジットカード:
- Visa
- MasterCard
- American Express
- Diners Club
- JCB
重要: 本人名義のカードでなくても支払い可能です。親のクレジットカードを使っても問題ありません。
申請に必要なもの
申請前に、以下を準備しておきましょう。
必須書類
| 書類 | 備考 |
|---|---|
| パスポート | 有効期限が滞在予定期間をカバーしているもの |
| クレジットカード | 申請料の支払い用(本人名義でなくてもOK) |
| メールアドレス | ビザ通知を受け取るため(携帯メールは不可) |
| 英文残高証明書 | 銀行で発行(5,000豪ドル以上) |
| パスポートのカラーコピー | アップロード用(PDF or JPG) |
パスポートのスキャン方法
パスポートの顔写真ページを、以下の条件でスキャンまたは撮影します。
- 形式: PDF または JPG
- 解像度: 300dpi以上推奨
- サイズ: 5MB以下
- カラー: フルカラー(白黒不可)
- 四隅が切れていないこと
スマートフォンで撮影する場合は、明るい場所で真上から撮影し、影が入らないようにしましょう。
申請手順(5ステップ)
オーストラリアワーホリビザの申請は、すべてオンラインで完結します。以下の手順に沿って進めましょう。
Step 1:ImmiAccountを作成
オーストラリア内務省のサイトでアカウントを作成します。
手順:
- ImmiAccountにアクセス
- 「Create ImmiAccount」をクリック
- 以下の情報を入力:
- メールアドレス(PCメール推奨)
- パスワード(8文字以上、大文字・小文字・数字を含む)
- 秘密の質問と回答
- 登録完了
注意: ここで登録したメールアドレスにビザの通知が届きます。携帯メール(@docomo.ne.jp など)は受信できない場合があるため、GmailやYahooメールを使用してください。
Step 2:ビザ申請フォームに入力
ImmiAccountにログイン後、「New application」から「Working Holiday Visa (417)」を選択し、申請フォームに情報を入力します。
入力する主な情報:
| セクション | 入力内容 |
|---|---|
| 個人情報 | 氏名、生年月日、出生地、国籍、パスポート番号 |
| 連絡先 | 現住所、電話番号、メールアドレス |
| 渡航情報 | 渡航予定日、滞在予定期間 |
| 健康状態 | 過去の病歴、現在の健康状態に関する質問 |
| 犯罪歴 | 犯罪歴の有無 |
| 過去の渡航歴 | 過去10年間の海外渡航歴 |
入力時の注意点:
- 氏名はパスポートと完全に一致させる
- 住所は英語で入力(ローマ字表記)
- 質問は正直に回答する(虚偽申告はビザ却下の原因に)
Step 3:必要書類をアップロード
以下の書類をPDFまたはJPG形式でアップロードします。
| 書類 | 必須/任意 |
|---|---|
| パスポートのカラーコピー(顔写真ページ) | 必須 |
| 英文残高証明書 | 必須 |
| 戸籍謄本(英訳) | 任意(求められた場合のみ) |
アップロードのコツ:
- ファイル名は半角英数字で(例:passport_tanaka.pdf)
- 複数ページの書類は1つのPDFにまとめる
- ファイルサイズは1ファイル5MB以下
Step 4:申請料を支払う
クレジットカードで670豪ドルを支払います。
支払い完了後:
- 申請受付完了メール「IMMI Acknowledgement of Application Received」が届く
- TRN(Transaction Reference Number)が発行される
- このTRNは申請状況の確認に使用するので、必ず控えておく
Step 5:ビザ承認を待つ
審査期間: 通常1〜14日程度
問題がなければ、ビザ承認メール「Visa Grant Notification(VGN)」が届きます。
VGNに記載されている情報:
- ビザ発給日
- ビザ有効期限(発給日から1年以内に入国)
- ビザの条件番号
- Visa Grant Number
重要:VGNは必ず印刷して渡航時に持参しましょう。
オーストラリアはeVisaのため、パスポートにスタンプやシールは貼られません。入国審査時にVGNの提示を求められることがあります。
健康診断が必要な場合
申請後、健康診断を求められる場合があります。
健康診断が必要になるケース:
- 医療・介護関連の仕事に従事する予定
- 結核のリスクが高い国に長期滞在した経験がある
- 申請内容に基づき審査官が必要と判断した場合
健康診断の受診方法:
- ImmiAccountに「健康診断のリクエスト」が表示される
- 指定の医療機関(Panel Physician)で受診
- 結果は医療機関から直接移民局に送付される
- 費用は約15,000〜25,000円(自己負担)
日本国内の指定医療機関は、オーストラリア大使館のサイトで確認できます。
ビザ発給後の流れ
ビザが発給されたら、以下のスケジュールで渡航準備を進めましょう。
| 期限 | 内容 |
|---|---|
| ビザ発給日から1年以内 | オーストラリアに入国 |
| 入国日から1年間 | 滞在可能期間 |
| 滞在中 | 出入国は何度でも可能 |
注意: ビザの有効期間(1年間)は、最初の入国日からカウントされます。たとえば、ビザ発給から11ヶ月後に入国した場合、残りの滞在可能期間は1年間です(合計で1年11ヶ月ではありません)。
オーストラリアでできること・できないこと
就労について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就労可能期間 | 滞在期間中ずっと |
| 同一雇用主での就労 | 最長6ヶ月 |
| 業種制限 | なし(どの業種でもOK) |
| 労働時間 | 制限なし(フルタイム可) |
同一雇用主6ヶ月ルールの例外:
- オーストラリア北部地域の特定業種(農業、建設、鉱業など)は最長12ヶ月まで可能
- 雇用主が変われば、新たに6ヶ月働ける
就学について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就学可能期間 | 最長4ヶ月(17週間) |
| 学校の種類 | 語学学校、専門学校など |
ワーホリビザでの就学期間は限られているため、しっかり英語力を伸ばしたい場合は、渡航初期に集中的に通うのがおすすめです。
セカンド・サードワーホリ(最長3年滞在)
オーストラリアワーホリの大きな魅力が、ビザを延長できる制度です。条件を満たせば、最長3年間滞在できます。
セカンドワーホリ(2年目)の条件
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 指定の仕事 | 政府指定の仕事を88日間(約3ヶ月)以上従事 |
| 勤務形態 | フルタイム |
| 申請年齢 | 申請時に31歳未満 |
| 申請場所 | オーストラリア国内・国外どちらからでも可 |
サードワーホリ(3年目)の条件
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 指定の仕事 | 政府指定の仕事を6ヶ月以上従事 |
| 勤務形態 | フルタイム |
| 申請年齢 | 申請時に31歳未満 |
| 対象 | セカンドワーホリ保持者 |
指定の仕事(Specified Work)とは
以下の業種が対象です。
| 業種 | 具体例 |
|---|---|
| 農業(Plant and animal cultivation) | 果物・野菜の収穫、畜産、酪農 |
| 漁業(Fishing and pearling) | 漁船での作業、真珠養殖 |
| 林業(Tree farming and felling) | 植林、伐採 |
| 採掘(Mining) | 鉱山での作業 |
| 建設(Construction) | 建築現場での作業 |
指定地域(Regional Australia)
指定の仕事は、地方地域(Regional Australia)で行う必要があります。
主な対象地域:
- クイーンズランド州北部
- ノーザンテリトリー全域
- 西オーストラリア州北部
- 南オーストラリア州の一部
- ニューサウスウェールズ州の一部
- ビクトリア州の一部
- タスマニア州全域
シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パースなどの大都市は対象外です。
ファームワークの探し方
主な方法:
- Harvest Trail(政府公式サイト)で求人検索
- バックパッカー向け求人サイト(Gumtree、Seek など)
- ホステルやバックパッカー宿での紹介
- ファームに直接問い合わせ
時給の目安: 25〜35豪ドル(約2,500〜3,500円)
ワーホリにかかる総費用
1年間のオーストラリアワーホリにかかる費用の目安です。
渡航前の費用
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ビザ申請料 | 約70,000円 |
| 航空券(往復) | 約100,000〜200,000円 |
| 海外旅行保険(1年) | 約150,000〜250,000円 |
| 語学学校(3ヶ月の場合) | 約400,000〜600,000円 |
| 小計 | 約720,000〜1,120,000円 |
現地での生活費(月額)
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 家賃(シェアハウス) | 約80,000〜150,000円 |
| 食費 | 約30,000〜50,000円 |
| 交通費 | 約10,000〜20,000円 |
| 通信費 | 約3,000〜5,000円 |
| 娯楽・その他 | 約20,000〜40,000円 |
| 月額合計 | 約143,000〜265,000円 |
収入の目安
オーストラリアの最低賃金は時給24.10豪ドル(約2,400円)(2026年時点)で、世界最高水準です。
| 勤務形態 | 月収目安 |
|---|---|
| フルタイム(週38時間) | 約350,000〜400,000円 |
| パートタイム(週20時間) | 約180,000〜200,000円 |
| カジュアル(週25時間) | 約250,000〜300,000円 |
結論: フルタイムで働けば、生活費をまかないながら貯金も可能です。
よくある質問(FAQ)
申請について
Q. 英語力は必要ですか?
A. ビザ申請に英語力の証明は不要です。ただし、現地での仕事や生活には英語力があった方が有利です。語学学校に通うことも検討しましょう。
Q. 申請から渡航までどのくらいかかりますか?
A. ビザ発給後、1年以内に入国すればOKです。余裕を持って2〜3ヶ月前に申請するのがおすすめです。
Q. 健康診断は必須ですか?
A. 全員必須ではありません。申請後、必要と判断された場合のみ受診が求められます。
Q. 申請が却下されることはありますか?
A. 条件を満たしていれば基本的に承認されます。ただし、虚偽の申告や健康上の問題がある場合は却下される可能性があります。
現地での生活について
Q. 仕事はすぐに見つかりますか?
A. 都市部ではカフェやレストランの仕事が比較的見つかりやすいです。英語力が高いほど選択肢が広がります。
Q. 銀行口座は開設できますか?
A. はい、パスポートとビザの証明があれば開設できます。渡航後6週間以内に開設するとスムーズです。
Q. 携帯電話はどうすればいいですか?
A. 現地でプリペイドSIMを購入するか、日本でeSIMを準備しておくと便利です。
延長について
Q. セカンドワーホリはいつ申請できますか?
A. ファームワーク88日間を完了した後、いつでも申請できます。ファーストワーホリの滞在中でも、帰国後でもOKです。
Q. ファームワークの日数はどうやって証明しますか?
A. 給与明細(Payslip)や雇用証明書を保管しておきましょう。申請時に提出を求められます。
申請前チェックリスト
申請前に以下を確認しましょう。
基本条件:
- 年齢が18歳以上31歳未満
- 日本国籍を持っている
- 有効なパスポートを持っている
- 過去にオーストラリアワーホリで渡航していない
- 扶養する子供がいない
準備物:
- 英文残高証明書を取得済み(5,000豪ドル以上)
- クレジットカードを用意(670豪ドル支払い用)
- パスポートのカラーコピーを準備(PDF or JPG)
- PCでのメールアドレスを用意(Gmail等)
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まとめ
オーストラリアワーホリビザは、定員制限がなく取得しやすいビザです。
ポイント:
- 申請はオンラインで完結(ImmiAccount経由)
- 費用は約70,000円(ビザ申請料のみ)
- 審査は通常1〜14日
- 条件を満たせば最長3年まで滞在可能
- 最低賃金が世界最高水準で稼ぎやすい
30歳のうちに申請すれば、31歳になってからでも渡航できます。ワーホリを検討している方は、年齢制限に達する前に早めに準備を始めましょう!
この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。申請条件や費用は変更される可能性があるため、必ずオーストラリア内務省公式サイトで最新情報をご確認ください。


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